法事と法要の違いは?

法事と法要の違いが分からなくても大丈夫です。
ほとんど同じ意味ですから!

ただ厳密には、こんな違いがあります。

  • 法要は、読経と焼香
  • 法事は、読経と焼香 + 会食

法要は僧侶の読経や参列者の焼香など儀式自体を表していて宗教的な響きが強いです。
法事は法要後の会食も含めたイベント全体を表しているので、もう少し一般用語に近い言葉ですね。

実は、みんな、なんとなく使い分けているんですよ。

例えば、

四十九日法要 とは言うけど、
四十九日法事 とは言わないですよね。

四十九日という言葉は非常に宗教的な意味が強いので、宗教的な言葉である「法要」とセットになるのが自然です。

さらに、例えば、

僧侶に法要の読経をお願いする とは言うけど、
僧侶に法事の読経をお願いする とはあまり言わないですよね。

これも宗教的な儀式のお話なので「法要」を使ったほうがしっくりきます。

法事でお休みをいただきます とは言うけど、
法要でお休みをいただきます はちょっと違和感があるかな。

僧侶でない一般人が参加するのは法事のほうがしっくりきます。

日本で普通に暮らしてきているのなら、法事と法要の細かい意味の違いは分からなくても意識せずに自然に出てくるほうでいいと思います。

現実的に、はずせない法要はどこまで

「法要」を検索すると、こんな感じで法要名がズラーと並んだサイトがたくさん出てきます。

7日目 初七日(しょなのか)
14日目 二七日(ふたなのか)
21日目 三七日(みなのか)
28日目 四七日(よなのか)
35日目 五七日(いつなのか)
42日目 六七日(むなのか)
49日目 七七日(なななのか)
100日目 百か日
1年目 一周忌
2年目 三回忌
6年目 七回忌
12年目 十三回忌
16年目 十七回忌
22年目 二十三回忌
26年目 二十七回忌
32年目 三十三回忌
49年目 五十回忌

でも安心してください。
これをすべて行っている人は、ほぼいないでしょう。

50才で喪主を務めたら、五十回忌を務める頃は100才ですから・・・ちょっと無理ですね。

これだけ沢山の法要がありますが、このなかで外せない法要はこの4つです。

  • 初七日  葬儀と一緒に
  • 四十九日 49日目
  • 新盆   7、8月
  • 一周忌  1年目
  • 三回忌  2年目

ここまでの法要をやっている人が多いです。
地方では、これに加えて、七回忌、十三回忌まで行うところもあります。

新盆は仏教的な法要の流れとは、少しずれていますが、今でも行っている人は多いです。

法事と法要の違いを調べた後に、よく見られるページ

法事と法要の違いを調べた後・・の画像

四十九日の法要って何するの?
法要の代表格である四十九日法要について調べるならこちらが便利です。


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四十九日の日取りの自動計算
四十九日法要は日程が大事、数え間違えないようにこちらを使ってください。


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四十九日のお布施の相場はいくら?
読経をお願いする僧侶へのお布施っていくらなの?という疑問に答えています。


四十九日の挨拶の例文
四十九日の挨拶は、こんな感じでという例を挙げています。


四十九日の意味
四十九日の本来の意味と、現実的な意味について挙げています。


こちらでは、もっと詳しく説明してます

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