喪主 涼永博史の10ヵ月

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「喪主 涼永博史の10ヵ月」略して「喪主の10ヵ月」は、はじめて喪主になって、何をすればいいのかよくわからず困っている人の指針となるように、僕が喪主になってから10ヵ月間の経験を詳細かつ具体的に綴ったサイトです。

家族葬から30人くらいまでの小さ目の一般葬を考えているならピッタリの内容です。


1) 喪主になる前
2) 1日目:亡くなった日
3) 2~3日:葬儀の準備
4) 4、5日:葬儀を執り行う
5) 1~3週間:葬儀後手続き
6) 1ヶ月:四十九日の準備
7) 1ヶ月半:納骨と四十九日
8) 2ヶ月:相続財産の調査
9) 4ヶ月:相続申告の準備
10) 5ヶ月:相続税申告案内が届く
11) 9ヶ月:相続税の申告
12) 12ヶ月:一周忌

喪主になる前

喪主を決める

喪主を誰が勤めるかは、なんとなく親族間の空気で決まっている場合が多く、あえて喪主を決めるというのはレアケースだと思います。もし遺言で喪主を指定されていたら、その指定に従いますが、それもまたレアケースです。

遺言もなく誰が喪主になるか微妙な場合は、相続でもめる元にもなりかねませんので、親族間で事前に話し合って決めましょう。
一般的な喪主の決め方を参考として載せておきます。

  • <一般的な喪主の決め方はこちら>
  • 父、母、子供の家族で、どちらかの親が亡くなった場合
  • 残された配偶者が、喪主となることが一般的です。
  • その方が高齢過ぎていたり体力的に難しい場合や、死別や離婚で一人親が亡くなった場合は子供が喪主を務めます。
  • 子供が喪主を務める場合、兄弟姉妹がいる場合は、長男が、男の兄弟がいない場合は、長女が喪主を務めることが一般的です。
  • 配偶者も子供もいない場合は、故人の両親が勤めることになります。
  • 配偶者も子供もご両親もいない場合は、故人の兄弟姉妹が勤めることになります。

この一般的な喪主の決め方は絶対守らなくてはならないのではなく喪主候補の方の体調や年齢、故人との関係の深い浅いなどによって、喪主の役割を果たせる方に務めてもらうのがいいでしょう。

喪主の役割

喪主の役割は、通夜、告別式の葬儀全般の取り仕切りと、その後に続く四十九日などの法要などを執り行うことを期待されています。

ただ実際には、葬儀、法要だけにとどまらず、故人に係るほとんどすべてのことを、喪主を務めた人が中心となって取り仕切ることになります。

  • ・通夜、告別式、四十九日などの葬儀の実施
  • ・故人の保険、年金、銀行などへの手続き ←意外と大変でした
  • ・場合によっては、相続手続きの取りまとめ

この3つはそれぞれ単独ではなくて、お互い絡み合いながら一部は同時期に行わなければなりません。
僕が喪主を務めて思ったのが、一番大事なのが、一番最初に行う葬儀社選びだと思います。

葬儀社を探す[重要]

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喪主の仕事の中で最初にして最重要な仕事のの一つが葬儀社を決めることです。
納得のいく通夜、告別式が執り行えるかどうかは、どんな葬儀社を選ぶかにかかっています。
できれば事前に探しておきたいところですが、故人がお亡くなりになってから急いで探す場合も含めて以下のリンク先で詳しく説明しています。

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1日目:亡くなった日

医者に見てもらう

特別養護老人ホームの施設でお世話になっていた母が亡くなったとの連絡をいただたいのが夜中の2時頃でした。慌てて施設にいくと、まるで眠っているようなすこやかな寝顔でした。この日が来るのは覚悟していましたが、すぐには信じられなくて、呼吸を助ける機械を止めることはできませんでした。
翌朝には、かかりつけの医師が来てくれるとのことで、先生の到着を待ちます。

病院以外で亡くなった場合、医師による確認が必要だとのことです。この確認をもって死亡診断書を書いてもらいました。これがないと死亡届も火葬もできないそうなので、自宅や施設でなくなった場合は、医師による確認が必要となります。

葬儀社への連絡

それから事前に決めていた葬儀社に電話連絡します。
僕の場合、すぐに来てくれました。一番近い肉親を亡くし動転していたなか、すっごい心強かったです。
まだ葬儀社を決めてなければコチラ。

ご遺体の安置(葬儀社が主導)

通夜までの間、安置する場所に搬送します。
以前は故人の自宅に運ぶことが多かったのですが、最近では斎場などに併設されている霊安室に安置するのが一般的です。大きな葬儀社の場合は、自前で持っている霊安室に安置しれくれるそうです。

葬儀社が事前の打ち合わせ通りにやってくれるので、喪主は担架を持ち上げる時など搬送を一部お手伝いする感じです。

死亡届の提出(葬儀社がやってくれる)

死亡届を区役所や市役所に出さないと火葬ができないので、臨終が確認されたらまず行うことが必要です。
実際は、喪主も含めて親族みんなが一番動転しているタイミングなので、それどころではないという状況でした。
でも通常は葬儀社がやってくれるので問題ないでしょう。

斎場の予約(葬儀社がやってくれる)

事前の打ち合わせしていた斎場への予約を葬儀社がやってくれます。
東京23区の斎場は常に混んでいて、特に年末年始や夏場はすぐに予約がとれず1週間以上先になる場合もあるとのことですので、式の日時の希望を出すというより直近で取れる日を取ってもらう感じでした。

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2~3日:葬儀の準備

前日の夜中、息を引き取った母に会ったのがはるか昔のような気がします。このときは明後日のお通夜とその翌日の告別式の準備でてんやわんやになっていました。
その忙しさが母への思いを募らせる暇を与えてくれないおかげで、全然悲しみを感じず、僕がやらないと何も始まらないと責任感すら感じるようになってきました。
ただ、昔の母のことを、よく知っている方に連絡した際に、生前の母の話になると、思わずグッと込み上げてくるものがあります。
「お気を落としませんように」とか言われると、かえって気持ちが落ちてしましますね。

さて、この期間に行った葬儀の準備について説明します。

通夜、告別式のご案内を出す

もともとお呼びしようと考えていた方々へ臨終の知らせと、葬儀のご案内をします。

供花の手配

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供花のあるなしで、葬儀の雰囲気は全然変わってきます。できるだけ供花を飾りたいところですが、
葬儀のお知らせをした方のお気持ちで贈っていただくものなので、なかなか喪主が決めても供花を増やすことはできませんが、こんな方法を使うと供花に彩られた葬儀にすることができます。


通夜振る舞い、精進落としの手配。

お通夜に出す通夜振る舞いと告別式の後、親族でいただく精進落としの内容とおおよその人数を決めます。

昔は、生魚を使った寿司とかはよくないと言われていました。今でもネットを検索すると寿司を出すなら助六といっていなり寿司と巻き寿司のセットがいいというサイトもありますが、葬儀社の話では、普通に生寿司とかで大丈夫とのことでした。

遺影写真の選定

遺影写真の選定は、葬儀の雰囲気を左右する重要なポイントです。
うちの場合、余命宣告を受けてはおりましたが、どうしても故人の生前から遺影写真を探す気にはなれず、通夜の前日になってやっと重い腰を挙げ、母が映っている画像ファイルを探し始めました。
僕の子供と母が一緒に映った画像が、本当にたくさん出てきまして、どれもとてもいい笑顔で孫を見ている母が映っているのですが、常に母の目線が孫に向いているため下を向いているんですね。それにどうやっても孫の頭が入ってしまう画像も多く、遺影に孫が映っているのも気持ちよくないので、母1人で映っている写真の中から選びました。
2010年以降のデジカメや携帯・スマホで取られた画像でしたら、かなり大きく引き伸ばしても全然きれいだそうです。
最近は写真にしている方も少ないので、画像ファイルで探してそのままそれを葬儀社に転送するだけで遺影の準備はOKです。
多少、背景がきれいでなくても、いい感じに修正して仕上げてくれるので、故人の表情がいいものを選んであげるといいと思います。

戒名の依頼

葬儀社から紹介を受けたお坊さんから電話をいただき、母の人となりや趣味、また戒名に入れたい文字などを聞かれました。
生前の母は明るく、いつも色々な人が回りに集まってくるような人で・・・と生前の様子をお伝えしました。
また戒名には、ランクがありこれは聞かれませんでしたが、こちらからお願いしました。

ご挨拶の準備

喪主は、葬儀が始まると実はやることが少ないです。その少ない役割の中で大事なのが、要所要所での簡単なご挨拶だと思います。

詳しくこちらをご覧ください。

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4、5日:葬儀を執り行う

通夜、葬儀を行う

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通夜や告別式に参列したことは何度もある方でも、喪主として通夜、告別式を執り行うことは人生でそう何回もあるものではありませんから、何をどうすればいいのかよくわからないのが普通です。
でも、実際は、いい葬儀社さんがついてくれていれば、ほとんど彼らがいい感じで式を進めてくれます。喪主は、乱暴な言い方をすれば、ほぼ参列者と同じくらいと考えても大丈夫です。とはいえ知っていないと恥ずかしいこともいくつかありますので、通夜、告別式の流れと外したくない常識をまとめて説明しています。

四十九日の日程候補を親族と決める。

親族が遠くに住んでいる場合や、何人もいる場合は、なかなか一堂に会する機会も少ないので、告別式の精進落としの席で四十九日の日程を決めてしまうのがいいでしょう。
亡くなった日からちょうど49日目でなくても、それより前の土日など親族が集まりやすい日にするのが一般的です。

自宅に祭壇を組み遺影、白木のお位牌、骨壺を祭る。

告別式が終わりお骨と白木のお位牌と遺影を喪主の自宅に飾るための祭壇を組みます。
こちらも葬儀社から手配された方が来て作ってくれました。簡単に祭壇が組めるセットをいただいて自分たちで作る場合もあます。

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1~3週間:葬儀後手続き

葬儀後の手続き

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葬儀後の手続きが実は大変です。保険、健康保険、年金、銀行、郵貯などに故人が亡くなったことをお伝えして、毎月の引き落としや年金振込などを止めてもらうのですが、順番を間違えると物凄い大変なことになる場合もありますので、まずは以下のリンク先を読まれてからすすめることを強くお勧めします。
個人的なことですが、祖父を亡くしたとき、この順番を間違えたために4~5ヵ月間も銀行や郵便局と揉めました。
スムーズな手続きの方法はこちらに詳しくまとめてあります。

弔問客への対応。

通夜、告別式には日程が合わずに参列できないが、後日、ご自宅にお線香を上げに行きたいと言ってくださる方がいる場合は、自宅の祭壇に来ていただくことになります。
こちらでも御香典をもってきてくださるのが普通ですので、お名前と住所を書いていただくことを忘れないようにしましょう。あとで香典返しするときに困らないように。うちが頼んだ葬儀社の場合、ご会葬者芳名録を余分にいただけたので、そちらを使いました。

実家、施設の部屋の片づけ。

実家と入所していた特別養護老人ホームの部屋の片づけをできるだけ早めにしましょう。
片づけといっても、ほとんど捨てることになるのですが、念のため形見になりそうなものがないかを全部確認してから、業者さんに頼んで持って行ってもらいました。

遺言書の検認

遺言書があった場合は、家庭裁判所で検認を受けないと効力が生じません。
封がしてある遺言書は封を空けずにそのまま家裁に持ち込み検認を受けましょう。

遺言書の内容は絶対に従わなければならないという訳ではありません。
相続人が全員一致で遺言書とは別の遺産分割をしましょうと決めれば、遺言書通りでなくてもOKです。
相続人の意見が 一致せずにもめている場合は、遺言書に従うことになります。

喪中ハガキを出す(11月過ぎだったので)

11月過ぎだったので、年賀状のやり取りがある方に喪中ハガキを出しました。この時、葬儀に参列いただいた方にも出した方がいいでしょう。

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1ヶ月:四十九日の準備

香典返しの手配(四十九日の法要後に届くように)

葬儀の時に参列者にお渡ししたハンカチなどのちょっとしたものとは別に香典返しをしますが、そのタイミングは四十九日の法要の後に、四十九日の法要が無事終わりましたとの報告と合わせて送るのが一般的です。
僕の場合もそのタイミングで届くように、亡くなってから1カ月後に業者に手配しました。

本位牌の手配(漆で文字を入れる場合2週間かかるので早めに)

仏壇に置くための黒い本位牌はこのタイミングで作ります。四十九日の法要の際に、お坊さんに葬儀で用いた白木の仮のご位牌から、これから作る黒い本位牌に魂の移し替えをしていただくためにも四十九日までに用意する必要があります。
まだまだ四十九日は先だと思い余裕でいましたら、本位牌に漆塗りの位牌は、文字を入れてから漆を塗るため乾くまで2週間かかるとのことです。文字を彫るタイプなら数日で納品できると言われましたが、仏壇のなかの他の位牌が漆塗りの位牌だったため一つだけ変えるのも変ですし、ギリギリでしたが漆塗りの本位牌を頼みました。
何とか間に合いましたが、本当にギリギリでした。本位牌の手配は早めにしたほうがいいですよ。

霊園への連絡(石材店には霊園が連絡してくれる)

四十九日の法要と納骨する旨を霊園に連絡しました。
そこで、お墓の継承手続きや納骨許可の手続きについて細かく教えてもらい以下のように必要な準備をすすめました。
また、納骨には骨壺を納めるためにお墓の蓋を空けてもらうために石材店に連絡する必要がありますが、うちの霊園の場合は、霊園事務所が取り仕切っていて石材店への連絡も霊園側がしてくれました。

お墓の継承準備

親が霊園に永代使用権を持っていたので、納骨までにその継承をする必要がありました。
僕がお世話になった霊園では、継承には、いくつか書類の提出が必要でしたが、ほとんどはその霊園が用意してくれる申請書や誓約書に記名押印すればよく、
こちらで用意しなくてはいけなかったのは、故人と僕自身の戸籍謄本と僕の実印の印鑑証明書など役所にいけば取れるものばかりでしたが、1つだけ特殊だったのが、僕が喪主であることの証明となる書類が必要でした。当日参列してくれた方にお渡しする会葬礼状で証明になりました。会葬礼状は葬儀の時に多めに用意してたのを、葬儀後もしばらく捨てなくてよかったです。

納骨の準備

納骨するにも許可が必要です。火葬の時にいただいた書類が必要になります。

これはなくすと大変だから通常は骨壺の入った箱に一緒に入れておく場合が多いのですが結構、それを忘れて色々なとこを探してしまします。実は僕も必死になって探してしまいましたし、そういえば祖父が亡くなった時も、親が必死になっていたような気がします。
納骨前には骨壺の箱を確認しておきましょう。

四十九日法要のお坊さん手配

通夜、告別式は葬儀社がどんどん進めてくれますが、四十九日は喪主が主体となって様々な手配をする必要があります。
特に悩ましいのが、お坊さんの手配。菩提寺がある方はいいのですが、特にお寺さんと普段の繋がりのない方は、悩んでしまいますよね。

お坊さんを手配する方法としては、
1)葬儀社に連絡して、葬儀で来てもらったお坊さんを紹介してもらう。
2)霊園に相談して、お坊さんを紹介してもらう。
3)ネットでお坊さんを手配する。

1)、2)が今までの普通のパターンだと思いますが、お坊さんにお渡しする金額って難しくくて、
お布施の他に、交通費、御膳代がかかるようで、その相場もよくわからなかったりします。

詳しく知っている方が近くんびいるのでしたら別ですけど、ネットで調べても、地域や宗派が違えば考え方も違うのでイマイチわかりません。

なので、今回はそのあたりがハッキリしているお坊さん便を頼んでみました。

詳しくはこちらをご覧ください。

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1ヶ月半:納骨と四十九日

納骨と四十九日法要

四十九日法要は、自宅やお寺でやることが、かつては一般的でしたが、最近の住まい事情から親戚やお坊さんを招いて自宅で法要を行う人は少数派になっていると思います。また、お寺で行うにもお付き合いのあるお寺、いわゆる菩提寺がある人も減ってきています。

そこで、どこのお寺さんの檀家にも入っていない僕の家のような場合は、霊園で四十九日法要をやる方が多いと思います。霊園には法要を行うためのお部屋を用意しているところが多く、そこを借りてもいいですし、霊園の管理事務所に確認したら墓前でやってもいいということでした。

ですので、僕の場合は、納骨並びに四十九日法要を墓前で行いました。

さて当日ですが、お坊さんと霊園でお約束している以外は、親しい親族だけなので気楽でした。
ただ持ち物だけは厳重チェックです。特に書類関連が不備だと最悪納骨できないなんてことになったら大変ですから、ここは慎重にやりました。

  • 絶対持っていかないといけないものは
  • ・お墓の継承に必要な書面(お墓の継承準備を参照)
  • ・納骨の許可に必要な書面(納骨の準備を参照)
  • ・黒い本位牌
  • ・白木の仮位牌
  • ・お坊さんにお渡しするお布施
  • 持って行ったほうがいいもの
  • ・供物(故人が生前好きだったもの)
  • ・遺影写真(小さいほうで)

四十九日法要の服装ですが、喪主や親族は喪服です。

当日の流れは、霊園の管理事務所で永代使用権の継承と納骨の許可に必要な書類を出して手続きをします。
その後、お願いしていたお坊さんと管理事務所前で待ち合わせして、墓前にご一緒に向かいました。
このあたりの詳細はこちらにまとめてあります。

四十九日法要が終わると、しばらくは喪主として葬儀関連の役割はひと段落します。
ここからは、相続などの現実的な話の中心として、喪主を務めたものが、話を進めていくことになります。

遺産分割の進め方は、本当に千差万別かと思いますが、僕が行った過程を参考までに載せておきます。
まず、四十九日の会食では、具体的な相続のお話はしないことです。複数の親族が集まっているなかで相続の話がでると揉めるケースが多いです。

相続に係るいわゆる相続人というのは、葬儀や法要に来ていただいた親族の一部でしかないので、直接関係のある相続人とだけお話しするようにしたほうが、絶対スムーズに行くと思います。

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2ヶ月:相続財産の調査

相続財産の調査

厳密には喪主とは言いませんが、相続申告の準備を主体となって執り行うのも喪主を務めた方になるでしょう。

相続税申告の期限は、被相続人が亡くなった日から10ヶ月です。

「うちは相続税なんてかからないから大丈夫」と思っている方こそ要注意です。この前の相続税改正で相続税がかかる家庭が特に大都市圏で激増しています。
現金や預金などはほとんどなくても被相続人が東京に一軒家を持っていると相続税がかかってくるケースが多いようです。

  • 読み方の注意
  • ここでちょっとだけ、混乱されやすいところなので念のため説明を挟ませてもらいます。お気づきだと思いますが、
  • 相続のお話で「被相続人」とは、亡くなられた方のことで、先ほどまでの葬儀の話では「故人」と言っていた方のことです。

納税資金としてすぐに使える現金や預金が少なく、不動産や上場していない会社の株を相続する場合は、期限までに相続税が払えないケースもあります。

でも、1つ明るいお知らせもあります。
相続税がかかるかどうか分からないという家の場合、本当にかからないケースも多く、また土地評価が高くそのままでは相続税がかかってしまう場合、実は、事前にある申請をすると相続税が大幅に軽減されて、結局は一銭もかからなくなることも多いのです。

ちょっとだけ複雑なので、その点だけ詳しく説明したページを用意しています。

「あれ、そういえば亡くなった親の家って古いけど世田谷区だから、相続税かかっちゃうかも?」と、今ちょっと不安になったあなたには、こちらのページがとても参考になるはず。何百万円分の税金が減るかもしれません。お見逃しなく!といいたいのですが、今、鋭意執筆中です。あともう少しお待ちください

準確定申告の準備

相続税申告の前に、その年度、1月1日から被相続人が亡くなられるまで分の確定申告を準確定申告といい、4ヵ月以内に相続人が申告しなくてはなりません。
こちらも、もう少し詳しくまとめたページを用意します。今しばらくお待ちください。
ちょっと、わかりずらいですが、細かいことはこちらも参考にしてください。
⇒ No.2022 納税者が死亡したときの確定申告(準確定申告)
国税局の準確定申告のページです。

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4ヶ月:相続申告の準備

被相続人(故人)が所有していた不動産の相続価値の算出を税理士に依頼。

被相続人(故人)が亡くなった日現在の預貯金残高証明書を金融機関に発行してもらう。

被相続人(故人)の預貯金の亡くなった日以降に払った諸費用、税金、葬儀費用の領収書をまとめ税理士に送る。

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5ヶ月:相続税申告案内が届く

 

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いよいよ来ましたこんな書類↑が!

税務署から、
「相続税の申告等についてのご案内」というタイトルの書類が郵送で届きました。

  • 遺産の総額が3000万円+600万円×法廷相続人数を超えたら、
  • 亡くなられた日から10ヵ月以内に相続税申告と納税してくださいという内容です。

ご丁寧に締切日まで明記してあります。
今が5月23日で、明記してあった締切が9月29日なので、おおよそ、あと4ヵ月ですね。

「相続税の申告等についてのご案内」と一緒に同封されていたのが、

  • ・相続税のあらまし
  • ・相続税の申告要否検討表
  • ・相続税の申告のためのチェックシート
  • ・改正された相続税のことをお知りになりたい方へ

相続税のあらまし

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相続税の簡単な説明です。

□ 相続人になる人はどんな人か
□ どの財産に相続税がかかるか
□ 差し引くことができる費用は
□ 土地、上場株式の評価方法
□ 相続税の計算方法

などが載っています。
でも、実際、このA3両面の資料1枚を見て、普通の人が相続税申告をするのは、ちょっと危険というか無理があると思いました。
例えば、土地の評価についても、使いにくい土地などについては様々な軽減補正を受けれるのですが、その点は国税庁のホームページを参考してくださいとあり、この資料を見ただけではやはり中途半端な知識しか得られないと考えたほうがよさそうです。

おおよそ、この資料の内容をざっくり理解したうえで、以下の「相続税の申告要否検討表」におおよその数字を入れてみて、相続税がかかりそうでしたら、専門の税理士を探して、タッグを組んで取り組まれるのがいいでしょう。

相続税の申告要否検討表(A4の表裏)

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この「相続税の申告要否検討表」がメインの書類のようです。
この書類で相続税がかかるかかからないか判断できて、もし相続税がかからないようなら、この「相続税の申告要否検討表」を提出すればいいようです。

相続人の数や亡くなられた人の財産の内容を不動産、株、預貯金、生命保険金、借入金などの種類ごとに記載していき、最後に簡単な足し算、引き算した結果、プラスなら相続税申告が必要、ゼロ、マイナスなら相続税申告が不要ということが、自分で計算できる用紙なので、これはできる範囲でやったほうがいい書面だと思いました。
ただ、預金とか保険金みたいに金額がピッタリ分かるものはいいのですが、不動産の評価などは路線価方式と倍率方式の2つの方法があり、相続財産の土地の路線価があるかどうか調べて、それをきちんと拾うのが、やったことない人には難しいですね。
不動産は相続財産の中でも大きなウェイトを占めることになるでしょうから、この計算を間違えたら全然意味のないことになっちゃいますからね。
この部分は、税理士と相談しながらやったほうがいいと思います。僕も税理士と相談してすすめようと思っています。

相続税の申告のためのチェックシート

これは意味がわからなかったので税務署に聞いてみました。
このチェックシートは、先の「相続税の申告要否検討表」で最後の数字がプラスになった場合に、本物の相続税申告書を作る前に、申告に関して間違えやすい項目を確認できるとのことでした。
どんな事が書いてあるかというと、例えば一番目の項目には、

法定相続人に誤りはありませんか

改正された相続税のことをお知りになりたい方へ

国税庁のホームページや電話相談センター、税理士情報検索サイトの案内が載っています。

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9ヶ月:相続税の申告

相続税の申告書は、税理士の先生がすべて用意してくれますので、
僕がやったことは、以下の2つです。

  • ・母名義の書類を探して税理士さんに送る
  • ・税理士さんが作った添付書類をチェック

相続税の申告ってどれだけ大変なのか心配していましたが、相続税に詳しい税理士さんにお願いできたので、いわれるがままあれよあれよという間に書類や税額の計算も完了しました。

数字がある程度、固まったところで遠方に住んでいる妹のところに2泊3日で説明にいきました。固い言葉でいうと遺産分割協議というやつですね。

多くの相続のトラブルはこの遺産分割協議の最中に起きるそうです。
トラブルの発端の多くは、次男の嫁の一言などが多いといいます。次男の嫁には相続権はないのですが、最初は「兄貴にまかせるよ」と言っていた次男が、嫁の助言で急に文句を言いだすパターンが多いといいます。

このようなことを避けるには、少なくとも遺産分割協議は、親族だけで行うようにしたほうがよいです。
うちの場合は、ぼくと妹だけでやりました。妹の旦那やぼくの奥さんは同席しませんし、細かな話もしないようにしました。

そのかいあってか、普段の兄弟仲は悪くもなく良くもなくという感じでしたが、まったく揉めることなくスムーズに遺産分割協議が進みました。

スムーズに進んだもう一つの理由は、亡き母が遺言書を残してくれていたのも大きいと思います。実はその遺言書は押印がなかったので、正式な遺言書としては無効だそうですが、母の意向がわかったので、それに沿った遺産分割を行い、みな納得することができたと思います。

遺産分割協議の決定を受けて、それぞれにかかる相続税が決定し、申告と納税と遺産分割をして、税理士に報酬をお支払いして完了しました。

相続税はちょうどこの年から多くの人にかかるように税制改正されていたので、うちの場合も発生しましたが、母が生前よりかけてくれていた生命保険の保険金でちょうど支払うことができました。

ほんとに先の先を見通してた母には、いまでも感謝の気持ちでいっぱいです。

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12ヶ月:一周忌

一周忌を行う。

土地などの名義変更。

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