親が死んだら、まず連絡すべきところは?

親が亡くなったとき、たとえ覚悟していたとしても、信じられない、信じたくないという思いが沸き立ち、徐々に哀しみと喪失感と感謝の気持ちと、これからは自分がしっかりしなきゃという思いとがゴチャ混ぜになって、しばらく何も考えられなくなる人が多いと思います。僕もそうでした。

しばらくの時間は、まだ亡くなったなんて思えない親の横に立ち、「ありがとう」「ありがとう」と唯々、繰り返していました。人生で初めて感じる感覚でした。今、思い出しても目が潤みますが、かけがえのない時間でもありました。

まずは、この親とのお別れの時間をしっかりとりましょう。
この時間が、昨日までとは違う世界になることを実感させてくれ、残された者が、しっかりしていくんだという自覚を育む貴重な時間となったと思います。

現実を受け入れ、ある程度まで落ち着いたら、
実は、怒涛の如くヤルことがあります。

まず、知っておくべきことは、

  • 亡くなったかどうかの判断は医者にしてもらいます。
  • 医者が確認してから、死亡診断書を発行してもらいます。
  • それから、葬儀社に連絡し、搬送、安置などをお願いします。

この順番が大事です。

最初にどこに連絡するかは、亡くなった場所によって、変わってきます。

  • 自宅で急に亡くなったら、
  • 119番に電話します。
  • 自宅で看取り中に亡くなったら、
  • 主治医に連絡します。夜間や休診日のときは救急病院に連絡します
  • 旅行中、外出中に急に亡くなったら、
  • 119番に電話します。
  • 病院で亡くなったら、
  • 葬儀社に連絡します。
  • 特養で亡くなったら、
  • 医者にスタッフが連絡してくれます。

人が亡くなって、お墓に入るまでの大まかな流れは、だいたい同じですが、亡くなった場所によって、スタートが変わります。
おおよそこのような感じになります。

【ここから喪主、遺族主導】
〇警察による確認←自宅のとき
 ↓
〇医者による確認←特養のとき
 ↓
〇葬儀社に連絡←病院のとき
 ↓
【ここから葬儀社主導】
●安置場所への搬送
 ↓
●宗派、地域に毎の儀式
(枕経、納棺式、お水をあげたり、体をきれいにしたり)
 ↓
●斎場、火葬場、宗教者の手配
 ↓
●葬儀
 ↓
●火葬
 ↓
【ここから喪主、遺族主導】
〇喪主の自宅で祭壇を組み供養
 ↓
〇お墓に納骨

大まかな流れを見ればわかるように、

  • ・亡くなった場所によって、スタート地点が異なる
  • ・葬儀社主導のところが多い

葬儀社に連絡してからは、ほとんど葬儀社の担当者が主導して進めてくれますので、喪主や遺族は、葬儀社の担当者が言われたことに対応していけば、滞りなく事が運びます。

ただし、どこで亡くなったかで、最初に連絡するところが違いますので、
亡くなった場所ごとに、親が亡くなったときに、まず最初にどのようにすればいいのか、詳しく説明しておきます。


1) 自宅で亡くなったとき
2) 病院で亡くなったとき
3) 施設で亡くなったとき

親が自宅で亡くなったとき

自宅で最期を迎える人は1割強と現在ではあまり多くはないのですが、病院や施設と違い看護師やスタッフの方に教えてもらうことができないうえに、意外と自宅で亡くなった時の初動を知らない人が多いので、まず最初に、親が自宅で最期を迎えたときのことを説明しましょう。

  • ・亡くなったかどうか自分達で判断しない。
  • ・119番で救急車を呼ぶ。
  • ・救急隊の判断で警察に連絡がいく場合もある

警察の確認後に、
掛かりつけの医者がいれば、その方に連絡します。

もし医者の心当たりがなければ、警察の人に聞いてみましょう。

医者が来てくれたら、確認してもらい死亡診断書を書いてもらいます。
この死亡診断書が大事なもので、このあと火葬、納骨のときに必要になります。
絶対になくさないようにしましょう。

自宅で亡くなった場合は、葬儀までのご遺体の安置場所はご自宅の故人のお部屋になるのが一般的です。
ですので、安置場所の確保やそこまでの搬送は必要ありません。

次が肝心なのですが、
もし葬儀社を事前に決めていたのなら、葬儀社に連絡を入れます。
まだ決まっていないなら、葬儀社探しから始める必要があります。

日本人のメンタリティとしては、存命のうちに葬儀社を探すなんて縁起が悪いと敬遠しがちで、約半分以上の人が葬儀社を決めずに亡くなるようです。
でも亡くなってから慌てて探すのは大変ですので、本当は事前に探されていたほうがいいのですが。

急いで葬儀社を探す方法

複数の葬儀社から見積もりを取って、何件かの葬儀社に赴いて担当者の話を聞いて、なんて時間をかけた葬儀社の選び方は、亡くなった後からだと厳しいでしょう。

とはいえ、たまたま見つけた最初の一軒目の葬儀社に決めてしまうのも抵抗があると思います。
やはり複数比較しておかないと後で後悔しそうです。

そこで、おすすめなのが、葬儀社の紹介サイトです。
ただ葬儀社の紹介サイトといっても今ではたくさんの紹介サイトが林立しています。しかもその質は玉石混合ですので、ハズレのサイトを選んでしまっては目も当てられません。

そこで、どんな紹介サイトがいいのかポイントを挙げますと、

・規模が大きい
・実績がある

このような葬儀社紹介サイトを探しましょう。

評判がいいのはこちらです。

 

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親が病院で亡くなったとき

日本人の8割強が病院で最後を迎えています。

病院で亡くなった場合は、当然ですが医者を呼ぶ必要はないので、葬儀社への連絡をまずします。

とにかく時間がない

病院にも霊安室がありますが、霊安室に居られるのはせいぜい2時間くらいです。
病院で亡くなったときは、できるだけ早く安置できるところに運ばなくてはなりません。

葬儀社が決まっていれば、連絡すればあとは、滞りなく進めてくれますが、
葬儀社が決まっていない場合は、病院から紹介を受けることもできます。

  • 葬儀社が決まっていない場合は、
  • 一旦、病院から紹介される葬儀社に、
  • 安置場所までの搬送のみ依頼するのがいいでしょう。

ただ、このまま葬儀まで頼む必要はありません。

いろいろな方が言われているように、病院から紹介された葬儀社は葬儀の質に比べてやや高くなる傾向にあるようです。病院と関係を保つためとか、すぐに駆け付けるためのコストがかかるからかもしれません。

病院で紹介されたからと言って葬儀まで依頼することを決める必要はありませんので、
まずは、安置場所までの搬送のみ依頼しましょう。

病院で亡くなったとき安置場所は

安置場所の候補は、

  • ・故人のご自宅
  • ・遺族のご自宅
  • ・葬儀社が持っている安置室
  • ・民間斎場に併設されている安置室

などです。

都市部では、葬儀社や民間斎場の安置室が一般的だと思います。

病院から葬儀社を紹介された場合は、民間斎場の安置室に運んでもらうようにしたほうが、
別の葬儀社に葬儀をお願いすることになった際にスムーズだと思います。

安置後の流れ

病院の安置室はとにかく早く出なくてはなりませんが、
民間斎場や葬儀社の安置室まで移せたとしても、
ドライアイスだけでは、葬儀まで、どんなに長くても1週間くらいまでとしなくてはなりません。

また、都市部、特に東京はしっかりした斎場や火葬場が少なく、人気のある斎場では数日待ちになることも珍しくありませんので、安置後に葬儀社を探す場合も、決して時間的な余裕はありません。

何社か待って見積もり比較するには、2週間はほしいところなので、すでに亡くなられて安置されている状況では、自分で葬儀社を廻って見積もりを取って比較している時間は正直ないです。

そこで、シンプルなお葬式のような定額葬儀サービスを使うこと検討するとよいと思います。

実績のあるのは、この3社ですが、

シンプルなお葬式が、ちょっとだけ後発だったためか、条件が一番いいです。

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親が施設で亡くなったとき

特別養護老人ホームなどでは、看取り介護までしてくれるところもあり、自宅や病院以外でも施設で亡くなる人もこれから増えていくと思います。

施設で最後を迎えた場合、施設のスタッフの方から、遺族に連絡が入ります。

遺族が駆けつけ、最後の時を過ごしたら、医者による診断が必要になるので、施設のかかりつけ医に連絡して来てもらいます。医者への連絡は施設のスタッフがやってくれます。

病院よりは急かされない

病院と違って、亡くなってすぐに出なきゃいけないということはなく、夜中に息を引き取られた場合は、翌朝になって医者に来てもらいます。

医者による診断が終わり、死亡証明書をもらいます。このとき三文判でいいのでハンコが必要になりますので、施設に行くときに持っていきましょう。

その後は、葬儀社に連絡して、安置場所まで搬送してもらいます。

もし、このときまだ葬儀社が決まっていなければ、葬儀社探しから始めなくてはなりません。病院ほど急かされませんが、何日も居られませんので、まずは、安置場所までの搬送だけでもやってもらう葬儀社をとりあえず探しましょう。

探し方は、施設の職員に聞いても、特定の葬儀社を紹介してくれることはあまりありません。
安置場所までの搬送だけなら、どんな葬儀社を選んでも、そんなに違いはないでしょうし、莫大な請求が来ることもまずないと思うので、早さ重視で、電話帳で最初に見かけた葬儀社に、搬送だけ頼んでしまえばいいでしょう。
このとき来てもらった担当者の仕事ぶりがよければ、見積もりしてもらい、予算内でしたらその葬儀社に改めて葬儀もお任せすればいいと思います。

施設で亡くなったときの安置場所は

さて、安置場所ですが、晩年、施設で過ごされていた場合、なかなか自宅に戻って安置というのも難しいケースが多いと思います。

そこで、安置場所の確保を含めて、葬儀社に聞いてみましょう。

葬儀社によっては、大きなところだと自社に安置場所を持っているようなところもありますし、民間斎場に併設されている安置室を手配してくれる場合もあります。

葬儀社の安置場所を利用してしまうと、他の葬儀社に頼みにくくなるので、民間斎場に併設されている安置室のほうがいいでしょう。

葬儀社が決まっていれば、葬儀の打ち合わせになりますが、
決まっていなければ、急いで葬儀をお任せする葬儀社を探す必要があります。

時間は、あまりありません。
1~2日以内には決めないといけないので、

定額葬儀サービスを検討するといいでしょう。

定額葬儀サービスという名前は、まだまだピンとこない人も多いと思いますが、
シンプルなお葬式、小さなお葬式、イオンのお葬式などで、NHKをはじめとした各種メディアで紹介されています。

普通の葬儀社の場合、見積もり以外の追加費用が発生するのが当たり前で、見積もり比較も複雑で難しいのですが、定額葬儀サービスは、決まった葬儀プランを定額で行え、かつある程度、葬儀の質を保ちながら安くやってくれるので、最近人気になってきています。

  • 定額葬儀サービスが合っている人
  • ・時間がない人
  • ・普通の葬儀を安くやりたい人
  • 合っていない人
  • ・故人の趣味に拘ったオリジナルの葬儀をしたいとか
  • ・参列者が100人を超えるような規模の葬儀になりそう

ようは普通の規模で普通の葬儀を行いたい、できれば安く行いたい人に向いているのが、定額葬儀サービスというものです。

いくつかの会社がありますが、先ほど挙げた3社が実績もあり良いと思います。

特に、シンプルなお葬式は、頭一つ抜けています。

こちらでは、もっと詳しく説明してます

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