おぼうさんどっとこむの口コミ、法事に来てもらいました。

最近、法事は色々な僧侶派遣サービスを使っていて、どれも満足していたので、今回の法要は、思い切って僧侶派遣サービスのおそらく元祖となる「おぼうさんどっとこむ」に頼んでみました。

「おぼうさんどっとこむ」は、料金は高めなのですが、以前からテレビで特集されていて創業者の林さんの人柄の良さも伝わってきていて、一度頼んでみたかったので期待大です！！

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1) 「おぼうさんどっとこむ 」への依頼
2) 法要当日は、あっさりスムーズでした

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法事の３週間ほど前、
14:30ごろに、
「おぼうさんどっとこむ 」の公式ページにある電話番号にかけてみました。

おぼうさんどっとこむ公式ページはこちら
　

電話に出たのは、普通に人のよさそうなおじさんでした。
電話の向こうで漏れ聞こえる他の受付の人の声からも、
ゆるやかでアットホームな感じが伝わってきます。

「おぼうさんどっとこむ 」で法事の読経を頼んだときのだいたいの内容を尋ねると、

墓前法要の場合は、
お経は２０分くらい、
お話しが５～１０分くらい、
とのことでした。

実際は、当日のお経はもっと長くやっていただきました。３０分はあったと思います。

僧侶派遣の料金について

で、料金の説明を受けたのですが、他の僧侶手配サービスと大きく違うのは、会員制があることです。

１回しか利用しない場合も、会員になったほうが料金が安くなる仕組みでした。

うちの場合、会員にならずに頼むと、７万円になりますが、１万円の入会金を払って会員になってから頼めば４万８０００円になるそうです。

ですから、ほとんどの人は会員になりますよね。
僕も迷わず会員になりました。

あ、ちなみに「おぼうさんどっとこむ 」の料金体系は複雑で、宗派指定の有無、僧侶指定の有無、なんの法要か、法要を行う地域はどこか、２か月前の依頼か、平日の法要か、午後からの法要か、などなど色々な条件で加算と割引きが用意されているので、人によって全然ちがう料金になります。

ホームページに詳細は載っていますが、パッと見てもよくわからないので、電話して自分の状況を言って、事務局に見積もってもらったほうが正確だと思います。

いずれにしても、会員と非会員の料金の差が大きいので、だれでも入会金１万円を払って会員になってから会員価格で依頼したほうが安あがりになるようです。

会員になってデメリットはないのか？

さて、「おぼうさんどっとこむの会 」の会員になると、

ほぼ、いいことづくめです。
年回忌、会報、イベントのお知らせは郵送でくるそうですが、これがいらないかなと思うくらいですね。
不要な人は郵送を止めることもできるとのことでした。

また、ポンタポイントは、Pontaカードなどの対応するカードを持ってないと付与されません。

ということで、会員になりますと伝え、引き続き僧侶派遣の依頼を続けました。

依頼の流れ

依頼のとき聞かれたことは、

まあ、僧侶派遣サービスとしたは一般的な内容でした。

上記内容を一通り伝え、会員と非会員の場合の料金を教えてもらいました。

会員になったほうがお得なので、会員になると伝えると、電話を切ってから「おぼうさんどっとこむ 」のホームページから会員登録してくれと言われました。

また、僧侶が調整でき次第、事務局から連絡くれるとのことでした。

「おぼうさんどっとこむ 」に登録している僧侶は、僧籍を持っていることはもちろんですが、かならず面接をしたうえで、登録されているとのことでした。面接なしで登録できる僧侶派遣サービスが多いなか、このあたりの生真面目さはさすが元祖というところでしょうか。

当日来てくれるお坊さんへの期待も高まりますね！！

意外だったのは、「おぼうさんどっとこむ 」では僧侶からの事前連絡はないそうです。
僕は、当日に何かあったときに、当事者である僧侶との連絡が直でとれることと、事前にお声だけでも聞いておきたいことの２点から、僧侶からの事前連絡はとても大事だと思っているので、お願いして僧侶からも電話で連絡をもらうように頼みました。

会員登録をホームページで行うのは、ちょっと面倒くさいなと思いましたが、やってみると簡単で、ホームページの入会申し込みページから２～３分でできました。Ponta会員になっている人は、この申し込みページでIDを入れると1,000ポンタポイントがもらえるみたいです。

入会金は本来は事前振り込みだそうですが、法要が近い人は、お布施と合わせて僧侶に渡してもよいとのことで、柔軟に対応していただけました。

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約５時間後

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17:40に、
「おぼうさんどっとこむ」の事務局から電話があり、お坊さんからのお返事がまだないので、明日のご連絡になるということでした。

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約１日後

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翌日の13：40ごろ、

「おぼうさんどっとこむ」の事務局から、僧侶が決まったとの連絡ありました。
当日の数日前に僧侶ご本人から連絡をいただけるようにお願いしました。

見積書を送るので、その金額を法要当日に封をしていない封筒で僧侶に渡してくれとのことでした。

僧侶が金額を確認し、仮の受領書を渡してくれて、
さらに後日、領収書が郵送されてくるとのことでした。

法要の２日前の10:00ごろ、
今回来ていただく、お坊さんから電話をいただきました。
時間と場所を確認し、当日持っていくものを再度お聞きしました。
また、少し仏教的な質問をしたところ、即答はしてもらえず法要当日にお経の後でお話しますと言われました。

法要の２日前の21:00ごろ、
法要の作法の細かな点でわからないことがあったので、事務局にかけてみました。
もう夜でしたが、24時間受付とあったので、大丈夫だろうと思いましたが、２度ほどかけても誰も出ませんでした。
まあ明日かけようと思っていましたが、40分後くらいにコールバックで事務局から電話があり、そこで質問できました。
事務局もそんなには大きくないのでしょうね。まじめな数人で運用しているという感じでした。

法要の１日前、13：40、
事務局から最終確認の電話がありました。
こういうのがあると、安心できて、いいですね。

ここまでの対応は、多くの僧侶派遣サービスと比べて、やや丁寧すぎるくらいかなと思いました。

見積もりを送ってくれるのは、依頼の確認になるのでありがたいのですが、僧侶派遣の領収書まで郵送してこなくてもいいように思います。
四十九日の法要の読経代のように、葬儀費用と合わせて相続税申告の際に経費として認められるもので、通常、領収書発行の慣例がないものについては、メモ書きなどでも認められるので、領収書をそんなに一生懸命にださなくてもいいのになと思いました。それよりももっと安くしてほしいですね。

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法要の当日は、約束の時間の１０分ほど前に電話があり、すぐにお会いできました。

普通は僧侶との電話番号のやり取りはないとのことですが、僕の場合は事前にお坊さんから電話をいただいていたので、お互いの電話番号がわかっているので、とてもスムーズにお会いできました。
「おぼうさんどっとこむ」を使われる人は、絶対、当日前に僧侶からの電話がほしいと言ったほうがいいと思います。

霊園の事務所前でご挨拶し、それぞれの車で、墓前に向かいます。
墓前で、ぼくらがお線香に火をつけて線香立てに立てるやいなや、
「それではお経を始めます」といい、パッとお経がはじまりました。

コートを脱ぐ間もなかったので、お経の途中でそーと脱ぎました。

そんなに慌てなくてもいいのにと思いましたが、
次の法要の予定がおありなのか、なんか時間に追われている感じでした。

「お坊さん便」の僧侶も「てらくる」の僧侶も、少しは世間話をしてから「それでは始めましょうか」というようなゆったりした流れでしたので、ちょっと面喰いました。

お経は、ほぼスムーズでした。時間も当初、事務局から聞いていた時間より長めに唱えてくれて、３０分くらいだったと思います。その後、５分ほどのお話いただけました。
最近、自分が年を取ったせいか「おぉ～」と感銘を受けるようなお話になかなか出会えませんが、今回も普通の感じでした。

ぼくはお坊さんに会うと、いつも仏教について不思議に思っていることを質問をさせていただくのですが、一度電話で質問したときに、ちょっと困惑されたような対応だったので、法要当日もなんか質問しずらく、めずらしく何も聞かずに終わりました。

その後、見積もりされたお布施を封をしていない封筒にいれてお坊さんにお渡しし、かわりに仮受領書をもらい終了です。

「おぼうさんどっとこむ 」を使った僕の印象は、「てらくる」のときとは逆で、事務局はアットホームな感じで、こちらの事情に合わせていろいろ対応してくれて好印象だったけど、実際に来ていただいたお坊さんは、なにか急いでいるようで、期待が高かっただけに、ちょっと残念な感じでした。

僧侶派遣サービスの元祖「おぼうさんどっとこむ 」でしたので、ちょっと期待が高すぎたのかもしれませんね。

あくまで、これはぼく１人の感想です。
僧侶派遣サービスの口コミが難しいのは、派遣で来てくれる僧侶によって全然印象が変わってくることです。一回だけお一人の僧侶とお会いして、その僧侶派遣サービス全体の把握なんてできませんから、参考程度にされてください。

とはいえ、時間に遅れることなく来ていただき、お経もほとんど詰まることなくあげていただいただけでも、ありがたいと思います。法事での読経として十分な内容でした。

ただ、５万８０００円はちょっと高いかな。